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プロフィール

作品内容

孤高の超A級スナイパー、ゴルゴ13。
本名、国籍、生年月日……その全てが明かされていないが、
彼の圧倒的な任務遂行能力、心情や行動に魅了されるファンが後を絶たない。

さいとう・たかを氏によるゴルゴ13は
1968年11月、ビッグコミック(小学館)にて連載開始以来
1度の休載もなく、日本のコミック界における連載最長記録を更新し続けている。
単行本は11月発売の最新巻(リイド社)で、191巻に到達する。

基本的にエピソード毎の一話完結型で、
ゴルゴ13が依頼人から受けた暗殺依頼を遂行していくのが主なストーリーの流れ。
個人の人間関係から国家がらみの政治的な事情まで、
様々な背景を背負った依頼人たちがゴルゴ13へ依頼を持ちかけてくる。
彼は依頼人との約束を守るという信条のもと、
驚異的な身体能力と精神力、幅広い知識で、一見不可能な狙撃依頼もこなしていく。

名場面

  • 第61話『アクシデンタル』
    標的に向け引き金を引いたゴルゴ13、しかし撃とうとした弾丸は不発弾だった。
    ゴルゴ13は依頼人や標的の関係者を徹底的に調べ上げ、
    不発弾をつかませた武器商人を特定。
    武器商人は元プロのスナイパーで現役に未練があり、
    出来心でゴルゴ13に不発弾をつかませたのだった。
    狙撃失敗シーンでは、珍しくゴルゴ13の表情の変化も見られる。
  • 第81話『海に向かうエバ』
    殺し屋という職業を選んだ男女の出会いと別れを描いたエピソード。
    ゴルゴ13と再会したエバ・クルーグマン。彼女は以前にゴルゴ13と関係をもったことのある彼の同業者だった。偶然再会できてうれしいというエバに偶然ではないと別れを告げるゴルゴ13。その言葉にエバは全てを悟るのだった。
    ゴルゴ13百科の通りのラストシーンは、エバを見つめるゴルゴ13の目線で終わっている。作品のなかでも女性人気が高く、情緒的な場面として評価される一場面だ。
  • 第100話『芹沢家殺人事件』
    8歳の長男、五郎だけを残して一家全員が惨殺された芹沢家殺人事件。
    この事件の担当の刑事、安井修記郎は唯一の生き残りである五郎に目を付け、
    刑事を辞めてこの事件だけを追い続けていた。
    五郎とゴルゴ13を結びつけた安井は、自らの命と引き換えにゴルゴ13の出生を暴こうとするが……。
    ゴルゴ13本人の登場は少ないものの、ゴルゴ13の出生の秘密に迫る人気作品となっている。
  • 第137話『軌道上狙撃
    ゴルゴ13の仕事現場は地球にとどまらない。
    今回の依頼内容は核攻撃機能のある気象衛星の軌道修正を目的とした宇宙での狙撃を行うというもの。
    ゴルゴ13は宇宙仕様に改良されたM16で、見事狙撃を成功させるが、
    黄色人種に偏見を持つ准将の工作により宇宙船に戻る為のガス装置が壊されていた。
    この危機を乗り越える機転の利いた対応と、宇宙でも狙撃を成功させてしまうゴルゴの活躍が見所。
  • 第315話『メデジンカルテル』
    コカイン密輸にまつわる抗争で暗殺依頼を受けたゴルゴ13。
    ホテルでシャワーを浴びている際に逆に刺客を送られたゴルゴ13は、
    ブリーフ一丁で拳銃をもち35階建てのビル屋上へと逃走。
    弾丸が残り一発になるとビルから飛び降り、落下中にターゲットを狙撃し成功、
    自分もプールに落下し難を逃れた。
    ゴルゴ13の驚異的な身体能力がうかがえる狙撃シーンとなっている。

トリビア
  • 依頼人とは直接話すが、原則的に二度会わない。特定の顧客も持たない。
  • 依頼理由が不明確な仕事、顔を見せない者からの依頼は受けない。
  • 仕事の二重契約はしない。同じ依頼内容であっても、必ず先約を優先しこちらの依頼者からのみ、報酬を受け取る。
  • 裏切り者や仕事現場の目撃者は殺害する。仕事の邪魔をする者も同様に殺害し、自殺は許さない。
  • 多くの依頼をこなしているだけあり、現金、金塊、証券、山荘、マンション、土地など様々な資産を持つ。ちなみに日本の島を所有している。
  • 相手が依頼人でも幼い子供でも他人と握手は行わない。利き腕をつかまれると瞬時に払いのける。
    ゴルゴ13本人曰く、「〝利き腕〟を人にあずけるほど、俺は〝自信家〟じゃない……」とのこと。
  • 部屋の中では必ず壁を背にして立つ。背後に音もなく立たれると攻撃態勢に入る。
    「おれのうしろに音もたてずに立つようなまねをするな……」という有名なセリフもこれを裏付けている。
  • 自分のことを「うさぎのように臆病」と評する。勇敢さはむしろ早死にを招きかねないとも話しているゴルゴ13は、この臆病さ故に並はずれた注意力と危機回避能力を持っている。
  • 女性がハンドバッグを開ける音は、銃の撃鉄を起こす音と似ており、無条件に攻撃してしまう。
  • 下着は白のブリーフ。ゴルゴ13は仕事前に娼婦を買うが、常に愛用していることがうかがえる。ごく稀に黒を着用していることも。
  • 実はゴルゴ13は持病持ち。前触れなく右手が麻痺する症状を抱えている。ギランバレー症候群(多発性神経炎)と診断されたこともあるが、真偽のほどは定かではない。

ゴルゴ13への依頼方法

依頼者からゴルゴ13への連絡は、基本的に直接行われることはない。 ゴルゴ13へのコンタクトルートとして、協力者である特定の人物を仲介する方法、 「G」や「13」を示唆して彼を呼び出す方法などが作中で判明している。

  • 依頼人がアトランタのアメリカ連邦刑務所に服役中の囚人マーカス·モンゴメリーに手紙を書き、モンゴメリーがラジオ番組に「賛美歌13番」をリクエストする、という依頼方法。
    ラジオで流れる賛美歌13番を聞いたゴルゴは「ニューヨーク·タイムズ」など新聞の3行広告欄に「13年式G型トラクター商談に応ず」というメッセージを出す。この広告元へ自分の連絡先を伝えると、ゴルゴから連絡が来てコンタクトをとることができる。
  • スペインの孤児院の経営者エゴータ夫人に「丘の上のラムロッサからの紹介で来ました」と言う。 エゴータ夫人にゴルゴ13と依頼人と仲介してもらう方法。
  • ナスダック市場の「ユナイトホライズン土地開発株」を買い暴騰させる。それを見たゴルゴからが新聞にトラクターの広告を出す。この広告元へ連絡をするとゴルゴ13とのコンタクトが取れるというルート。
  • ラスベガスのカジノにて、スロットマシーンのG13番台で、ジャックポットを立て続けに出す。
    新聞にトラクターの広告が出て、上記と同様にゴルゴ13と連絡を取ることができる。
  • グレートブリテン島南西部ペンザンスに絵ハガキを出す。『ウィリアム・パートリッジ宛 ウィリアムはガンで死期が近いが生きていた証に、絵ハガキ集めでギネスブック入りを目指していると聞いたので、ハガキを送る』という内容で、6ケタの数字を報酬として文面に埋め込むというもの。
    このルートは妨害が入ったために閉鎖済み。
  • 人工衛星を爆破し13個の流れ星を発生させるというスケールの大きな依頼方法も存在する。 この爆破により「13個の流れ星が確認された」というニュースを流し,
    これを確認したゴルゴ13からコンタクトがあるというもの。
  • ある書店で特定の本の13ページの取り寄せを頼む、という方法も。
    この方法での依頼シーンがこちら。

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<ゴルゴ13 SPコミックス>

  • ゴルゴ13 191 1万キロの狙撃
  • ゴルゴ13 190
  • ゴルゴ13 189
  • ゴルゴ13 188
  • ゴルゴ13 187
  • ゴルゴ13 186
  • ゴルゴ13 185
  • ゴルゴ13 184
  • ゴルゴ13 183
  • ゴルゴ13 182
  • ゴルゴ13 181
  • ゴルゴ13 180
  • ゴルゴ13 179
  • ゴルゴ13 178
  • ゴルゴ13 177
  • ゴルゴ13 176
  • ゴルゴ13 175
  • ゴルゴ13 174
  • ゴルゴ13 173
  • ゴルゴ13 172
  • ゴルゴ13 171
  • ゴルゴ13 170
  • ゴルゴ13 169
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  • ゴルゴ13 167
  • ゴルゴ13 166
  • ゴルゴ13 165
  • ゴルゴ13 164
  • ゴルゴ13 163
  • ゴルゴ13 162
  • ゴルゴ13 161
  • ゴルゴ13 160
  • ゴルゴ13 159
  • ゴルゴ13 158
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  • ゴルゴ13 156
  • ゴルゴ13 155
  • ゴルゴ13 154
  • ゴルゴ13 153
  • ゴルゴ13 152
  • ゴルゴ13 151
  • ゴルゴ13 150
  • ゴルゴ13 149
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  • ゴルゴ13 147
  • ゴルゴ13 146
  • ゴルゴ13 145
  • ゴルゴ13 144
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  • ゴルゴ13 141
  • ゴルゴ13 140
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  • ゴルゴ13 137
  • ゴルゴ13 136
  • ゴルゴ13 135
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  • ゴルゴ13  56
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  • ゴルゴ13  52
  • ゴルゴ13  51
  • ゴルゴ13  50
  • ゴルゴ13  49
  • ゴルゴ13  48
  • ゴルゴ13  47
  • ゴルゴ13  46
  • ゴルゴ13  45
  • ゴルゴ13  44
  • ゴルゴ13  43
  • ゴルゴ13  42
  • ゴルゴ13  41
  • ゴルゴ13  40
  • ゴルゴ13  39
  • ゴルゴ13  38
  • ゴルゴ13  37
  • ゴルゴ13  36
  • ゴルゴ13  35
  • ゴルゴ13  34
  • ゴルゴ13  33
  • ゴルゴ13  32
  • ゴルゴ13  31
  • ゴルゴ13  30
  • ゴルゴ13  29
  • ゴルゴ13  28
  • ゴルゴ13  27
  • ゴルゴ13  26
  • ゴルゴ13  25
  • ゴルゴ13  24
  • ゴルゴ13  23
  • ゴルゴ13  22
  • ゴルゴ13  21
  • ゴルゴ13  20
  • ゴルゴ13  19
  • ゴルゴ13  18
  • ゴルゴ13  17
  • ゴルゴ13  16
  • ゴルゴ13  15
  • ゴルゴ13  14
  • ゴルゴ13  13
  • ゴルゴ13  12
  • ゴルゴ13  11
  • ゴルゴ13  10
  • ゴルゴ13   9
  • ゴルゴ13   8
  • ゴルゴ13   7
  • ゴルゴ13   6
  • ゴルゴ13   5
  • ゴルゴ13   4
  • ゴルゴ13   3
  • ゴルゴ13   2
  • ゴルゴ13   1
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