孤高の超A級スナイパー、ゴルゴ13。
本名、国籍、生年月日……その全てが明かされていないが、
彼の圧倒的な任務遂行能力、心情や行動に魅了されるファンが後を絶たない。
さいとう・たかを氏によるゴルゴ13は
1968年11月、ビッグコミック(小学館)にて連載開始以来
1度の休載もなく、日本のコミック界における連載最長記録を更新し続けている。
単行本は11月発売の最新巻(リイド社)で、191巻に到達する。
基本的にエピソード毎の一話完結型で、
ゴルゴ13が依頼人から受けた暗殺依頼を遂行していくのが主なストーリーの流れ。
個人の人間関係から国家がらみの政治的な事情まで、
様々な背景を背負った依頼人たちがゴルゴ13へ依頼を持ちかけてくる。
彼は依頼人との約束を守るという信条のもと、
驚異的な身体能力と精神力、幅広い知識で、一見不可能な狙撃依頼もこなしていく。
依頼者からゴルゴ13への連絡は、基本的に直接行われることはない。 ゴルゴ13へのコンタクトルートとして、協力者である特定の人物を仲介する方法、 「G」や「13」を示唆して彼を呼び出す方法などが作中で判明している。
<ゴルゴ13 SPコミックス>